もし記憶を持ったまま20歳に戻れるなら?56歳の投資家が考える「2度目の人生設計」と「知りたくない未来」

時間の使い方・マインドセット

「もし20歳に戻れるとしたら、戻りたいですか?」

56歳の私にとって、20代の体力や圧倒的な時間はとても魅力的です。

ですが、もし「今までの記憶が全消去される」という条件なら、私は絶対に断ります。妻や子ども、孫と過ごしてきた今の人生を失ってまで、やり直したいとは思わないからです。

しかし……もし「56歳までの記憶と知識を持ったまま戻れる」としたら話は別です。

今回は、早期退職をして投資とともに生きる56歳の私が、「2度目の人生をどう設計するか」というありもしない話を真剣に妄想してみました。

1. 20歳やり直し:記憶の有無による選択の違い

まず、この思考実験の前提となる「戻る・戻らない」の境界線を整理してみました。

戻る条件私の選択理由
記憶全消去で20歳へ❌ 戻らない今の家族との出会いが消え、56歳で今のような快適な生活に辿りつける保証もないため。
記憶保持のまま20歳へ⭕️ ちょっと戻りたい未来の経済動向(ITバブルやリーマンショック等)を知っているため、全く違う人生を実験できる。

今の人生に満足しているからこそ、記憶を消してリセットするのは嫌ですが、「1度目を踏まえた上で、全く別のルートを試せる」なら非常に興味深いエンタメになります。

2. 記憶を持った私(20歳)の2度目の人生ロードマップ

未来の経済イベント(ITバブル崩壊、リーマンショックの大底など)を知っているため、資産形成は圧倒的に有利です。

【2度目の人生のタイムライン案】
・20代前半:あえて会社員になり、給料を全力で投資の「種銭」に回す
・20代後半:ITバブルの頂点で売り抜け、暴落後に買い戻して資産を激増させる
・30代前半:リーマンショック前の売り&大底買いで「完全FIRE」達成(30代で退職)
・30代以降:結婚はせず独身を謳歌。投資会社を設立し、他人のお金も増やしてあげる

最初の会社員生活は辛かったですが、目的が「一生働くため」ではなく「投資の種銭を作るため」と割り切れていれば、2回目は余裕を持って働けそうです。

また、今回は結婚せず一人で暮らし、旅をしながら「知人の資産も増やして感謝される投資会社」を経営するなど、1回目とは180度違う人生を遊んでみたいと思います。

3. 変えられる未来(株価)と、変えられない未来(病気・寿命)

ですが、思考を深めていくうちに「未来を知ることの罠」にも気づきました。知りたい未来と、絶対に知りたくない未来があるのです。

【知りたい未来】
・株価、為替、景気の波(知ることで行動・対策を変えられるから)

【知りたくない未来】
・家族が病気や事故に遭う時期(防ぐ方法がないなら恐怖でしかないから)
・自分が何歳で死ぬかという正確な寿命(カウントダウンに怯えることになるから)

💡 知ることで「行動を変えられる未来」だけが価値になる

株価が下がるなら売ればいいし、暴落するなら現金にすればいい。行動できる情報なら知る価値があります。

しかし、「何年後に病気になる」「何歳で死ぬ」といった自分の力では変えられない未来を知ってしまうと、残された時間を恐怖とカウントダウンの中で過ごすことになります。

まとめ:未来が分からないからこそ、今日が面白い

20歳に戻って未来の株価を知っていれば、大金持ちになれるでしょう。

しかし、「絶対に勝てるゲーム(未来が全部分かる投資)」は、最初は楽しくてもすぐに飽きてしまうはずです。投資も人生も、どうなるか分からない未来に対して「自分で考え、戦略を立て、失敗し、また考える」からこそ面白いのだと気づかされます。

【56歳の私が辿り着いた結論】
1. 今の人生と家族を捨ててまで過去に戻りたいとは思わない(現人生への肯定)
2. 知りたいのは「行動で変えられるお金の未来」だけで十分
3. 死ぬ日も明日のことも分からないからこそ、今日という日を普通に楽しめる

「明日のことが分からない」というのは一見リスクのようですが、実は「今日という一日を穏やかに、普通に生きるための最大の救い」なのかもしれません。

20歳に戻る魔法はありませんが、56歳の今からでも新しいチャレンジや投資の戦略を立てるワクワク感は作れます。未来が分からない今を、これからも自分らしく楽しんでいきたいと思います。

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