私は49歳で会社を早期退職しました。
現在56歳です。
会社を辞めてからも投資を続けています。
最近はオプション取引を中心にやっていて、以前に比べると投資から得られる利益もかなり大きくなってきました。
では、投資で儲かったお金を私は何に使っているのか。
さらに、もし年間1,000万円儲かったら、生活水準を一気に上げるのか。
今回は、早期退職後の投資利益の使い方について、私の考えを書いてみます。
投資利益は家計とは少し別に考えている
私の場合、普段の生活費と投資で得た利益は少し分けて考えています。
早期退職するときには、100歳までのライフプランを作りました。
日々の生活費だけではなく、年金、住宅の修繕費、家電の買い替えなども考えて、
「これくらいのお金があれば会社を辞めても生活していける」
ということを確認してから退職しました。
ですから、基本的な生活を投資利益だけに頼っているわけではありません。
一方、投資で得た利益は、旅行や外食などに使うことが多くなっています。
私の中では、
投資利益は、生活を少し豊かにするためのお金
という位置づけに近いのかもしれません。
500万円儲かったら、まず150万円は残す
例えば、オプション取引などで年間500万円の利益が出たとします。
その500万円を全部使えるとは考えません。
まず3割程度、150万円くらいは税金用として残します。
すると残りは350万円です。
この350万円については、基本的には自由に使っていいお金と考えています。
旅行に行く。
外食をする。
何かやりたいことがあれば、そこに使う。
ただし、
350万円あるから、350万円全部使おう
とは思いません。
儲かったお金を使い切ろうとは思わない
仮に350万円のうち、旅行や外食で100万円しか使わなかったとします。
そうすると250万円残ります。
私は、
「あと250万円も使わなければ」
とは考えません。
そのまま銀行に残っていても構いません。
だからといって、必ず再投資するわけでもありません。
単純に現金として残っていることもあります。
以前から私は、
お金があるからという理由だけで、無理に使う必要はない
と思っています。
やりたいことがあれば使う。
欲しいものがあれば買う。
行きたいところがあれば旅行する。
でも、使う目的がなければ使わない。
それでいいと思っています。
では1,000万円儲かったらどうするか
では、年間1,000万円儲かったらどうでしょう。
税金用に300万円程度残したとして、700万円あります。
700万円あれば、かなりいろいろなことができます。
もっと高級なホテルに泊まる。
高級レストランに頻繁に行く。
高級車を買う。
旅行の回数を大幅に増やす。
もちろん、やろうと思えばできるでしょう。
でも、私はたぶんやりません。
ホテルの部屋をワンランク上げる。
いつもより少しいい食事をする。
そのくらいはあるかもしれません。
でも、
「今年は1,000万円儲かったから、今までとはまったく違う生活をしよう」
とは思わないでしょう。
一度上げた生活水準は、なかなか下げられない
なぜか。
理由は単純です。
一度上げた生活水準を下げるのは難しいと思っているからです。
例えば、今まで1泊2万円や3万円程度のホテルで十分満足していたとします。
ところが投資で大きく儲かったからといって、毎回10万円のホテルに泊まるようになった。
最初は、
「すごいな」
と思うでしょう。
でも、それを繰り返しているうちに、それが普通になってしまうかもしれません。
そうなると、以前は十分満足していたホテルに泊まっても、
「なんだか物足りない」
となるかもしれません。
食事も同じです。
車も同じでしょう。
人間は一度上げたものを下げるのが、なかなか難しいものだと思います。
だから私は、できるだけ生活水準そのものは大きく上げたくありません。
投資利益は毎年同じではない
会社員の給料であれば、ある程度は毎月決まった金額が入ってきます。
でも投資は違います。
今年500万円儲かったからといって、来年も500万円儲かるとは限りません。
1,000万円儲かる年があったとしても、翌年は100万円かもしれません。
場合によっては、ほとんど利益が出ない年もあるでしょう。
特に私がやっているオプション取引では、相場の状況によって利益は変わります。
だからこそ、
一時的に大きな利益が出たからといって、それに合わせて固定的な生活水準まで上げるのは少し怖い
と思っています。
1,000万円儲かった年の生活が「普通」になってしまったら、その後利益が出なくなったときに苦しくなります。
それなら最初から、自分たちが十分満足できるところで生活していたほうがいい。
私はそう考えています。
その年に儲からなければ、遊びは少し控えると思う
私は投資利益を年単位で考えることが多いです。
例えば前年に500万円儲かって、そのお金がかなり残っていたとします。
でも今年は投資利益がほとんど出ていない。
その場合、
「去年のお金が残っているから、今年もどんどん旅行しよう」
とは、あまりならないと思います。
おそらく、
「今年はあまり儲かっていないから、遊びは少し控えよう」
と考えます。
もちろん絶対ではありません。
銀行にある現金や現在の資産額、そしてライフプランを見て、
「これだけ余裕があるなら使っても問題ない」
と思えば使うでしょう。
ですから、投資利益が少ないから旅行には絶対行かない、というような厳しいルールではありません。
あくまで、その年の利益も一つの目安にしているということです。
投資利益がゼロでも生活はできる。でも……
では、投資利益が1年間まったく出なかったらどうでしょう。
生活できなくなるのか。
基本的にはそうではありません。
私はもともと投資利益を当てにせずライフプランを作って会社を辞めています。
ですから、投資利益がなければ明日から生活できないということではありません。
でも、
「別に何とも思わないか」
と言われると、そうでもありません。
やっぱり面白くないと思います。
投資そのものが好きですし、利益を出すためにいろいろ考えることも好きだからです。
さらに投資利益が減れば、旅行や外食などに使えるお金も減ります。
生活はできる。
でも、生活のプラスアルファの部分が少し減ってしまう。
私にとって投資利益には、そんな役割もあります。
3年間利益が出なかったら、さすがにつらい
では、利益が出ない状態が3年間続いたらどうでしょう。
これは、さすがにつらいと思います。
そもそも私が現在やっている投資で3年間ほとんど利益が出ないとすれば、株式市場も相当低迷している可能性があります。
そのとき自分がどうするのかは、実際にそうなってみなければ分かりません。
別の投資方法を探すかもしれません。
大きく下落した株を買い集めることを考えるかもしれません。
おそらく私は、
「利益が出ないから仕方ない」
と何もせずに3年間過ごすことはないと思います。
何か別の方法はないか。
今の状況を利用できないか。
そんなことを考えるでしょう。
考えてみると、私にとって投資は単にお金を稼ぐだけのものでもないようです。
利益を出す方法を考えること自体が、日々の楽しみの一つになっています。
投資で儲かったから贅沢するわけではない
こうして考えてみると、
「投資で儲かったお金を何に使っているのか」
という質問への答えは、少し複雑です。
旅行や外食には使っています。
利益が多ければ、普段より少しいいホテルに泊まることもあるでしょう。
でも、
投資で儲かったから贅沢な生活をする
という感覚ではありません。
私の場合はむしろ、
やりたいことがあったとき、お金を理由に我慢しなくて済む。
こちらのほうが近いと思います。
旅行に行きたい。
だったら行く。
少しいい部屋に泊まりたい。
余裕があるなら泊まる。
妻と外食したい。
だったら食べに行く。
そのためのお金が投資から入ってくれば、気兼ねなく使えます。
でも、やりたいことがないのに、
「今年は700万円余っているから使わなければ」
とは考えません。
満足できているなら、それ以上上げなくてもいい
私は高級なものが嫌いなわけではありません。
いいホテルは快適でしょう。
高級な料理もおいしいでしょう。
でも、値段を上げれば上げるほど幸せになるとは思っていません。
今の生活で十分満足できているのであれば、そこから無理に生活水準を上げる必要はないと思っています。
投資で大きな利益が出たときには、少しだけランクを上げる。
そのくらいでいい。
そして利益が出ない年には、少し控える。
そうしておけば、投資利益の増減に生活そのものを振り回されることも少なくなると思います。
お金は「使い切るもの」ではない
早期退職してからも、私は投資を続けています。
そして以前より大きな利益を得られるようになりました。
でも、その利益を全部使おうとは思いません。
全部再投資して、ひたすら資産を増やそうとも思っていません。
やりたいことがあれば使う。
なければ残す。
それだけです。
投資で1,000万円儲かったからといって、1,000万円儲かった人らしい生活をする必要もありません。
自分たちが満足できる生活をしていれば、それで十分です。
むしろ私は、
生活水準を上げることより、今の生活を無理なく長く続けられることのほうが大切
だと思っています。
投資で得た利益は、その生活の中で、
「これをやりたい」
と思ったときに我慢しなくていいためのお金。
今の私にとっては、そのくらいの距離感がちょうどいいのだと思います。


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