老後は今の家にいつまで住む?56歳の私が考えている「最後の住まい」

リアルな日常・趣味・旅行

私は現在56歳です。

早期退職してから7年以上が経ちました。

最近は60歳も少しずつ近づいてきて、老後のことを考える機会も増えてきました。

その一つが、

「今の家に、いつまで住むのか」

ということです。

今のところ、私は引っ越すつもりはありません。

特に何もなければ、この家にずっと住み続けると思います。

ただ、80歳、90歳になっても、本当に今と同じように暮らせるのか。

母の老後を見てきたこともあって、そんなことも少し考えるようになりました。

今のところ、住み替える理由はない

私は今の家から、老後になったらどこかへ住み替えようとは考えていません。

例えば、

「60代になったら小さなマンションに移ろう」

「老後は便利な場所へ引っ越そう」

といった計画もありません。

今の家で普通に生活できているので、特に何もなければ、このままでいいと思っています。

もちろん、将来何が起こるかは分かりません。

特に一つ考えられるのが、妻の両親の介護です。

妻の両親の介護で、この家を離れる可能性はある

妻の両親に介護が必要になった場合、施設に入ることができればいいのですが、必ずそうなるとは限りません。

施設に入れない。

あるいは、施設に入るためのお金がない。

そういった事情で、どうしても家族が自宅で面倒を見なければならない状況になる可能性もあります。

そうなれば、私たちが妻の実家へ移ることもあり得ます。

もちろん、今からそうしようと考えているわけではありません。

あくまで、そういう状況になったらという話です。

老後の住まいは、自分たちの希望だけでは決められないこともあるのだと思います。

母を見ていて気になったのが「段差」と「お風呂」

何もなければ、私は今の家に住み続けるつもりです。

ただ、高齢になったときに今の家がそのまま使いやすいかというと、そうとも限りません。

母を見ていて感じたことがあります。

その一つが、家の中のちょっとした段差です。

若いうちは、ほとんど気になりません。

ところが高齢になると、そのわずかな段差でもつまずきそうになることがあります。

母を見ていて、

「自分たちも年を取ったら、こうなるのかもしれないな」

と思いました。

お風呂もそうです。

今は普通に入れていても、足腰が弱くなれば使いにくくなるかもしれません。

今は何とも思わない家のつくりが、高齢になると問題になってくる。

これは実際に高齢になった母の生活を見たからこそ、感じたことです。

困るようになったら、家を直せばいい

では、自分たちが70代、80代になって、今の家が使いにくくなったらどうするのか。

私は、そのときに必要なところを改修すればいいと思っています。

段差が危なくなれば、できる範囲で段差をなくす。

手すりが必要になれば付ける。

お風呂が使いにくくなれば改修する。

というより、現実的に考えると、それ以外にそれほど選択肢がないようにも思います。

元気なうちに今の家を売って、新しいマンションへ移るという方法もあるでしょう。

でも、私は今のところ考えていません。

家を売ってマンションを買うのも現実的ではない

今の家を売ったとしても、おそらく1,000万円くらいではないかと思っています。

もちろん、実際に売るときにならなければ金額は分かりません。

ただ、仮に1,000万円程度だったとして、そのお金だけで新しくマンションを買うのは難しいでしょう。

そうなると、かなりのお金を追加しなければなりません。

今の家で普通に暮らせているのに、わざわざ大きなお金を出して住み替える必要があるのか。

今の私には、あまりそうは思えません。

それなら、

今の家を必要に応じて直しながら暮らす。

その方が現実的だと思っています。

自宅で暮らせなくなったら、施設に入るしかない

もちろん、家を改修すれば死ぬまで必ず暮らせるわけではありません。

いつか夫婦二人だけでは生活できなくなる可能性もあります。

そのときは、施設に入ることになるかもしれません。

私は進んで施設に入りたいとは思っていません。

できるのであれば、自分の家で生活していたいです。

ただ、

「もう二人だけでは生活できない」

という状況になったら、施設に入るしかないと思っています。

問題は、その判断を自分たちでできるのかということです。

施設に入るタイミングは、子供から言われるのかもしれない

自分では、

「まだ大丈夫」

と思っているかもしれません。

ところが子供から見ると、

「もう二人だけで生活するのは危ない」

と思われているかもしれません。

そうなれば、

「そろそろ施設に入った方がいいんじゃない?」

と子供から言われるのではないでしょうか。

ただ、子供から言われたら必ず施設に入る、ということでもありません。

子供は心配しているけれど、実際にはまだ夫婦二人で問題なく生活できていることもあるでしょう。

反対に、自分たちは大丈夫だと思っているけれど、実際にはかなり危ない状態になっている可能性もあります。

これは、そのときになってみなければ分かりません。

「家にいたい」だけでは決められない

例えば妻が、

「私はまだこの家にいたい」

と言ったとします。

まだ普通に生活できているのであれば、無理に施設へ連れていくことはないと思います。

家で生活できているなら、家にいた方がいいかもしれません。

でも、

「家にいたい」

と言っても、もう自分たちだけでは生活そのものができない。

そういう状態なら、施設に入るしかないと思います。

結局は、

何歳になったかではなく、そのとき自宅で生活できる状態なのか。

それで判断することになるのでしょう。

今から答えを決めても仕方がないと思っています。

施設に入るなら、家を売って費用に使ってもいい

もし施設に入ることになれば、今の家は必要なくなるかもしれません。

その場合、私は家を売ることにまったく抵抗はありません。

売ったお金を施設の費用に使えばいいと思っています。

その方が、子供たちにとっても助かるのではないでしょうか。

自分たちの施設費用を払うために子供に負担をかけるより、自分たちが持っている家を売って、そのお金を使う。

私には、その方が自然に思えます。

家を子供に残すことが、本当に子供のためなのか

私は、

「この家を絶対に子供に残してあげたい」

とは思っていません。

もちろん、結果として残るのであれば、それでも構いません。

子供が、

「この家に住みたい」

と言うのであれば、残す意味もあるでしょう。

でも、そうではないかもしれません。

子供たちは遠いところで生活して、そこで自分たちの家を買っているかもしれません。

そんな状態で実家を残されても、困る可能性があります。

しかも、そのころには家もかなり古くなっているでしょう。

住む予定はない。

管理しなければならない。

古くなって、売ろうとしても簡単には売れない。

そうなれば、

財産を残してもらったというより、処分に困るものを残された

ということにもなりかねません。

だから私は、家を子供に残すこと自体を目的にはしていません。

最後に残ったら、子供たちの好きにすればいい

もちろん、施設に入ることもなく、最後までこの家で暮らせる可能性もあります。

そうなれば、私たちが亡くなった後に家が残ります。

そのときは、子供たちが好きにすればいいと思っています。

住みたければ住めばいい。

必要なければ売ればいい。

どうするかは、そのときの子供たちが決めればいいことです。

私が今から、

「この家は絶対に残しておくから住んでくれ」

と言う必要はないと思っています。

私にとって家は「残すもの」より「使うもの」

こうして考えてみると、私にとって家は、

子供に残すための財産というより、自分たちが生活するためのもの

なのだと思います。

元気なうちは、この家で暮らす。

高齢になって不便になれば、必要なところを直す。

それでも暮らせなくなれば、施設も考える。

施設のお金が必要なら、家を売って使う。

そして最後まで家が残ったなら、子供たちの好きにしてもらう。

今のところ、それでいいと思っています。

老後の住まいについて、

「何歳で家を売る」

「何歳でマンションへ移る」

「何歳で施設に入る」

と細かく決めるつもりもありません。

将来、自分たちがどれくらい元気なのかも分かりません。

家族の状況も分かりません。

だったら、今の段階で無理に答えを出す必要もないでしょう。

住めるうちは今の家に住む。
住みにくくなったら直す。
それでも無理になったら、そのとき考える。

私の老後の住まいについては、今はそのくらいでいいと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました