49歳で会社を辞めて、7年以上が経ちました。
現在56歳です。
早期退職したと言うと、
「毎日、何をしているんですか?」
と思う人もいるかもしれません。
確かに、会社員のように朝から仕事へ行くわけではありません。
かといって、毎日旅行へ行ったり、趣味で忙しく飛び回ったりしているわけでもありません。
私の一日は、かなり普通です。
ただ、会社員だった頃と大きく変わったことが一つあります。
それは、
何もしていない。何も考えていない。
そんな時間ができたことです。
そして不思議なことに、私の場合、そんなときに突然アイデアが浮かんでくることがあります。
今日は、早期退職した私の何でもない一日と、そこで私が実際に経験していることを書いてみようと思います。
朝6時に起きる
会社を辞めていますが、朝は結構早く起きます。
だいたい6時です。
起きたら、まずシャワーを浴びます。
それから妻と朝食を食べます。
食べ終わったら私が食器を洗い、歯を磨きます。
ここまで終わると、だいたい9時くらい。
ここからが私の自由時間です。
会社へ行く必要はありません。
誰かから、
「今日はこれをやってください」
と言われることもありません。
その日に自分がやりたいことをやります。
午前中にやるのは、だいたい一つか二つ
最近は、ブログを書くことが多くなりました。
まさに今書いている、このブログです。
自分がこれまで経験してきたことを思い出したり、自分はどう考えているんだろうと考えたりしながら記事を書いています。
ブログを書く前は、オプション取引について考えることが多くありました。
今後、株価がどう動くのか。
もし大きく下落したらどうするのか。
今の投資方法で暴落に耐えられるのか。
そんなことを考えながら、今後の取引計画を作ります。
あとはYouTubeを見ることもあります。
午前中にたくさんのことをやっているわけではありません。
だいたい一つか二つです。
ブログを書いていたら、そのまま昼までブログを書くこともあります。
昼は妻と食べる
12時くらいになると、妻と昼食を食べます。
家で食べる日もありますし、外食することもあります。
外食といっても、近所のファミレスへランチを食べに行くくらいです。
安いときなら、夫婦2人で1,000円くらい。
たまにデザートまで食べると、2,000円から2,500円くらいになることもあります。
昼食が終わったら、また私が食器を洗います。
歯を磨いたら、その後は昼寝です。
昼寝の後も、また自由時間
昼寝から起きたら、また好きなことをします。
ブログの続きを書くこともあります。
YouTubeを見ることもあります。
オプション取引について考えることもあります。
家庭菜園の時期なら、家庭菜園もあります。
今年のキュウリはもう終わったので、今はやっていません。
そんなふうに過ごしていると、16時半くらいになります。
16時半から散歩する
16時半くらいになると、散歩へ出ます。
だいたい1時間弱歩きます。
今の時期はまだ暑いので、帰ってくると汗だくです。
家に帰ったら、そのままシャワーを浴びます。
シャワーから上がると、だいたい18時前後。
18時半くらいから夕食を食べます。
私は350mlの缶ビールを1本飲んで、おかずを少し食べるくらいです。
夕食が終わったら食器を洗って、歯を磨いて、ゴミなどを捨てます。
その後はYouTubeを見ながら過ごします。
そして22時半から23時くらいには寝ます。
これで私の一日は終わりです。
「今日も充実した一日だった」とは思わない
こうして書いてみると、
「ずいぶんのんびりした一日だな」
と思う人もいるかもしれません。
私自身も、
「今日はこれをやった」
「今日はこれだけ成果を出した」
と一日を振り返ることは、ほとんどありません。
一日の終わりに、
「今日も幸せだったな」
とか、
「今日も充実した一日だったな」
と思うこともありません。
だいたい、
「もう寝よう。また明日」
くらいです。
私は、一日に何を成し遂げたかをあまり気にしていないんだと思います。
とりあえず一日生きている。
それでいいと思っています。
何もしていないわけでもない
ただ、本当に何もしていないわけではありません。
ブログを書くときには、自分の過去を思い出したり、自分が何を考えているのかを掘り下げたりします。
オプション取引について考えるときにも、それなりに頭を使います。
株価が上がったらどうするか。
下がったらどうするか。
もし暴落したら、この投資方法で耐えられるのか。
そんなことを考えます。
だから、
それなりに頭を少し使って生きている
とは思っています。
でも、一日中考え続けているわけではありません。
ここが会社員だった頃とは大きく違います。
会社員時代は、頭の中まで仕事に占領されていた
会社員だった頃を思い出すと、今のような「何もない時間」は、ほとんどありませんでした。
仕事をしている間は、当然仕事のことを考えています。
そして仕事が終わっても、頭の中から仕事が消えませんでした。
特に寝る前です。
ベッドに入っても、寝つく直前まで仕事のことを考えていました。
明日の仕事。
抱えている問題。
どうすればうまくいくのか。
そんなことが頭の中にありました。
今のように、
何も考えずに、ただぼーっとしている。
そんな時間はほとんどなかったと思います。
退職して「頭の中まで何もない時間」ができた
会社を辞めてからは、それが変わりました。
もちろん、一生懸命考える時間はあります。
投資について集中して考えることもあります。
ブログを書きながら、自分の考えを掘り下げることもあります。
でも、それとは別に、
完全に忘れて、何も考えていない時間
があります。
その一つが散歩です。
1時間弱、ただ歩いている。
もちろん何かを考えていることもありますが、本当に何も考えずに、ぼーっと歩いていることもあります。
もう一つが寝る前です。
ベッドに入って目を閉じる。
会社員時代のように明日の仕事を考える必要はありません。
ただ、
「寝よう」
と思って目を閉じています。
そんなときです。
突然「ポン」と浮かんでくる
不思議なのですが、何も考えていないときに、突然何かを思いつくことがあります。
自分から、
「よし、今から投資について考えよう」
と思って考えているわけではありません。
散歩しながらぼーっとしている。
あるいは、ベッドに入って目を閉じている。
すると突然、
「あれ、こうしたらいいんじゃないか」
とポンと浮かんでくるんです。
新しい投資方法を思いつくこともあります。
実際に、そこで思いついた方法を試したり、投資方法を変えたりしたこともあります。
でも、良いアイデアだけではありません。
突然、
「あれ? 今やっている投資方法って、もしかしたら危険なんじゃないか?」
と思うこともあります。
それまでとは違う角度から、自分の投資方法が見えることがあるんです。
そうすると、もう一度投資設計を考え直します。
暴落したらどうなるのか。
もっと安全な方法はないのか。
そして実際にやり方を変えることもあります。
なぜ思いつくのかは、私にも分からない
では、なぜ何も考えていないときに思いつくのでしょうか。
これは私にも分かりません。
「ぼーっとしているからアイデアが浮かぶ」
と断言するつもりもありません。
退職して何もない時間が増えたから、こうなったのか。
それとも、まったく別の理由なのか。
それも分かりません。
ただ、これは私の実体験です。
散歩をしているときや、寝る前など、何も考えずにぼーっとしているときに、突然ポンと何かを思いつくことが結構あります。
一度や二度ではありません。
何度も経験しているので、
「この何も考えていない時間って、案外大事なんじゃないかな」
と思うようになりました。
何かを思いつくために、ぼーっとするわけではない
ここは少し難しいところです。
では、
「毎日30分、アイデアを出すためにぼーっとしよう」
とすればいいのか。
私には分かりません。
そもそも私は、アイデアを出そうと思って散歩しているわけではありません。
本当に何も考えていないんです。
何かを思いつこうともしていない。
その状態で、なぜかポンと来る。
だから、
「ぼーっとすれば良いアイデアが出ますよ」
とは言えません。
誰にでも同じことが起こるのかも分かりません。
忙しい人ほど「何もない時間」がないのかもしれない
会社員だった頃の私は、ずっと何かを考えていました。
仕事中だけではありません。
家に帰ってからも。
寝る直前まで。
今振り返ると、体が会社から帰ってきても、頭の中はまだ会社にいたのかもしれません。
早期退職してからは、それがなくなりました。
朝から晩まで自由です。
ブログを書いてもいい。
YouTubeを見てもいい。
投資について考えてもいい。
昼寝してもいい。
散歩してもいい。
そして、何も考えなくてもいい。
この生活になって初めて、
「頭の中に何もない時間」
ができたように思います。
それがアイデアと関係しているのかは分かりません。
でも、私には何も考えていないときに何かを思いつくということが、実際によく起きています。
何もしていない時間も、案外大事なのかもしれない
毎日忙しく働いていると、
「何もしていない時間はもったいない」
と思うことがあるかもしれません。
せっかく時間があるなら何かしよう。
勉強しよう。
本を読もう。
運動しよう。
将来のことを考えよう。
それもいいと思います。
でも、何も考えない時間まで、全部なくしてしまう必要はないのかもしれません。
私は49歳で会社を辞めました。
そして7年以上経った今、散歩をしながらぼーっとしたり、寝る前に何も考えず目を閉じたりしています。
そんなときに、
「あっ」
と何かが浮かぶ。
なぜなのかは分かりません。
必ずそうなるとも言えません。
でも、私には実際に起きています。
だから、毎日ずっと何かに追われている人にも、もしできるのであれば、何も考えない時間が少しあってもいいんじゃないかなと思います。
そこで何かを思いつくかもしれない。
何も思いつかないかもしれない。
それでもいい。
何かを思いつくためではなく、ただ何も考えない時間を持ってみる。
私の場合は、そんな何でもない時間に、案外大事なことがポンと浮かんできます。
それは、会社員だった頃にはほとんど経験しなかった、早期退職後のちょっと不思議な実体験です。


コメント