毎日が休みになると、休日はうれしくなくなる。早期退職して7年以上の私が感じること

リアルな日常・趣味・旅行

私は49歳で会社を辞めて、早期退職しました。

それから7年以上、会社員として働いていません。

早期退職すると、当然ですが毎日が休みになります。

正確には「休み」というより、会社に行く必要がない毎日です。

会社員だったころの私は、休日が大好きでした。

金曜日になれば、

「明日は休みだ」

とうれしくなる。

ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇なら、もっと嬉しかったと思います。

ところが早期退職すると、その楽しみがなくなりました。

毎日が休みになると、「明日から休みだ!」という喜びもなくなるのです。

これは早期退職して失ったものの一つ、と言えるのかもしれません。

それでも私は、今の生活の方がいいと思っています。

「休みが始まる」という感覚がなくなった

会社員だったころは、仕事をする日と休みの日がはっきり分かれていました。

だから休日には特別感があります。

明日は仕事に行かなくていい。

朝早く起きなくてもいい。

会社のことを考えなくてもいい。

特に長期休暇が始まるときは、うれしかったですね。

これから何日も会社に行かなくていい。

それだけで気分が良くなります。

ところが今は違います。

ゴールデンウィークになっても、

「さあ、今日から休みだ!」

とは思いません。

年末年始も同じです。

そもそも昨日も会社には行っていません。

明日も行きません。

ずっと休みなのですから、休みが始まるという感覚そのものがありません。

考えてみれば当たり前です。

早期退職して、休日の楽しみを一つ失ったのかもしれない

そういう意味では、早期退職して失ったものがあります。

それが、

「明日から休みだ!」という楽しみです。

自由な時間が欲しくて会社を辞めたのに、自由になったことで休日の喜びがなくなる。

ちょっと面白い話だと思います。

会社員時代には、仕事があるからこそ休日がうれしかった。

普段、自分の時間を仕事に使っているから、そこから解放される休日に価値を感じていたのでしょう。

毎日自由になると、その落差がなくなります。

休日そのものが特別ではなくなるのです。

ところが「休みが終わる感覚」は、今でも覚えている

一方で、不思議なことがあります。

会社を辞めて7年以上たった今でも、

休日が終わるときの、あの嫌な感覚を覚えているのです。

特に日曜日。

そして、ゴールデンウィークや年末年始など長期休暇の最終日です。

今でも長期休暇の最終日になると、ふと思うことがあります。

「会社員だったころなら、今日はつらかっただろうな」

長い休みが終わる。

明日からまた会社に行かなければならない。

会社員だったころに感じていた気持ちを、一瞬思い出すのです。

7年以上会社に行っていないのに、まだ覚えています。

特に長期休暇の最終日は、その記憶が出てきやすいですね。

でも、今の気分まで落ちるわけではない

だからといって、今でも長期休暇の最終日になると憂鬱になるわけではありません。

昔の感覚を、

「ああ、こんな感じだったな」

と思い出すだけです。

今の気分まで落ちることはありません。

なぜなら、すぐに気づくからです。

「でも、私は明日も休みなんだ」

と。

明日になっても会社へ行く必要はありません。

朝起きて、自分の好きなように過ごせばいい。

そこで改めて、

「自由っていいな」

と思います。

7年以上たっても「辞めてよかった」と思う瞬間

会社を辞めた直後なら、

「明日から会社に行かなくていい!」

という解放感があるのは当然だと思います。

でも7年以上もたてば、会社に行かない生活は完全に日常です。

私にとっては、今の生活が普通です。

それでも、ときどき会社員だったころの感覚を思い出します。

特に休日の最終日です。

「あのころだったら、明日の仕事を考えて嫌な気持ちになっていただろうな」

そう思ったあと、

「もう自分にはそれがないんだ」

と気づく。

そんなときは今でも、

「会社を辞めてよかったな」

と思います。

自由が当たり前になっても、自由のありがたさをまったく感じなくなったわけではないようです。

「休みが始まる喜び」と「休みが終わる苦しさ」はセットだった

考えてみると、会社員時代の休日には二つの感情がありました。

休みが始まるときには、

「やった、明日から休みだ!」

という大きな喜びがある。

一方で休みが終わると、

「明日からまた仕事か……」

という嫌な気持ちがある。

特に長期休暇になると、この二つの振れ幅も大きかったように思います。

長い休みが始まると、とてもうれしい。

でも長い休みが終わると、とてもつらい。

今の私には、そのどちらもありません。

毎日が自由なので、休みが始まる大きな喜びはない。

その代わり、休みが終わる大きな嫌な気持ちもない。

今の生活は、感情の振れ幅が小さいのかもしれない

そう考えると、早期退職してからの生活は、会社員時代より感情の振れ幅が小さくなったのかもしれません。

もちろん、うれしいこともあります。

旅行にも行きます。

妻と外食もします。

散歩をしていて気持ちがいい日もあります。

投資がうまくいけば、それもうれしいです。

ただ、

「やった!明日から連休だ!」

という会社員時代の大きな喜びはありません。

その代わり、

「明日から仕事だ……」

という大きな落ち込みもありません。

私が早期退職して手に入れたかったのは、むしろこちらの生活だったのだと思います。

「明日から休みだ!」を取り戻したいとは思わない

では、会社員時代にあった、

「明日から休みだ!」

という喜びを失ったことが寂しいか。

そういう見方をすれば、

「早期退職して失った楽しみの一つ」

とは言えるかもしれません。

でも、取り戻したいとは思いません。

なぜなら、その喜びを取り戻そうと思えば、その反対側にあるものも取り戻さなければならないからです。

普段は仕事をする。

時間を拘束される。

そして、休日が終わればまた会社へ行く。

それがあるから、

「明日から休みだ!」

がうれしいわけです。

私は、その大きな喜びを得るために、もう一度会社員に戻りたいとは思いません。

毎日が休みでも、毎日「最高!」とは思わない

早期退職する前は、

「毎日休みになったら、毎日うれしいのでは?」

と考える人もいるかもしれません。

実際は、そんな感じではありません。

毎日休みなら、それが普通になります。

朝起きるたびに、

「今日も会社に行かなくていい!最高だ!」

などとは思いません。

私も7年以上この生活をしていますから、会社に行かないことが日常になっています。

でも、日常になったからといって、その価値がなくなったわけではありません。

普段は意識しない。

でも、ふと会社員時代を思い出したとき、

「ああ、今は自由なんだな」

と気づく。

私にとっては、それくらいがちょうどいいのだと思います。

大きな喜びより、今の穏やかな生活の方がいい

会社員時代には、

「明日から休みだ!」

という大きな喜びがありました。

そして、

「明日から仕事だ……」

という大きな嫌な気持ちもありました。

早期退職した今は、その両方がありません。

どちらの生活がいいのか。

私の場合は、もちろん今です。

そもそも、この生活を求めて会社を辞めたのですから。

もし私が、

「連休が始まるときの、あの大きな喜びをもう一度味わいたい」

と思うのであれば、また働けばいいのだと思います。

でも私は、そこまでは求めていません。

「明日から休みだ!」という特別な喜びがなくてもいい。

その代わり、

「明日から仕事だ……」もない。

7年以上早期退職生活を続けた今でも、私はこの穏やかな毎日の方が好きです。

そして長期休暇の最終日に昔の気持ちをふと思い出すたび、

「でも、自分は明日も休みなんだ」

と思う。

そんな瞬間に今でも、

自由っていいな。

と思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました