56歳になった最近、ふと考えることがあります。
「あと何年、自分の足で自由に歩けるのだろう?」
「あと何年、美味しいものを美味しいと思って食べられるのだろう?」
80歳、90歳になっても元気に旅行をしている方はたくさんいますが、私自身がそうなる保証はありません。
自分で自由に動けるリアルな目安として「70歳」と考えると、残された時間はあと15年ほどです。
ですが私は、「その15年を延ばすために、今の楽しみをすべて我慢して健康第一で生きよう」とは思いません。
今回は、「健康のために生きる」のではなく「人生を楽しむために身体をケアする」という、私の健康に対する無理のない付き合い方について書いてみたいと思います。
1. 昔のひどい食生活を後悔しても、今は全我慢しない
サラリーマン時代、特に長かった単身赴任中はコンビニ弁当やインスタント食品ばかりで、決して健康的とは言えない食生活でした。
今になって「病気になったら嫌だな」「もっと気を遣えばよかった」と思う一方で、好きな食べ物を食べ、お酒を楽しんできた歴史もあります。
だからといって今更、健康のためだけに好きなものをすべて断つのは違うと感じるのです。
💡 我慢しすぎない生き方の心得
- 極端な我慢はしない: 好きなものをすべて断って長生きしても、人生が楽しくなければ本末転倒。
- 我慢しても病気にはなる: 全部我慢したのに病気になったら、「あんなに我慢したのに…」と後悔する。
- 大切なのは「節度」: 好きなものを食べるが、「好きなだけ」は食べない。お酒も「好きなだけ」は飲まない。
何事も極端にやる必要はありません。「ほどほどに楽しんで、ほどほどに健康にも気を配る」くらいが、私にはちょうどいい塩梅です。
2. 筋トレ10回で目指す「ピンピンコロリ」
健康のために過度なハードトレーニングをするつもりはありませんが、過去を振り返って「もう少しやっておけばよかった」と思うのが筋トレです。
私が筋トレ(腕立て・腹筋・スクワットを毎日10回程度)をしたい理由は、ムキムキになるためではありません。
【私が目指す理想の最後】
・何歳まで生きるかという「長さ」にはこだわらない
・死ぬ直前まで、自分の足で歩いて家の中を動き回り、自分でトイレに行く
・家族にできるだけ迷惑をかけず、最後は「ピンピンコロリ」
長生きそのものよりも、「最後まで自分の身体を自分でコントロールできること」の方が遥かに大切だと感じています。
3. お金の準備はした。でも「身体の準備」は?
早期退職をする際、私は100歳まで生きることを想定して綿密なお金のライフプランを計算しました。
しかし考えてみれば不思議です。100歳まで生きるお金の準備はしたのに、100歳まで使う身体の準備はそれほど考えていなかったのです。
| 準備の要素 | これまでの取り組み | 今後の意識 |
| お金(資産) | ライフプラン作成、資産運用、年金の試算 | 「お金のなる木」を育てて維持する |
| 身体(健康) | 散歩(継続中)、食生活(反省あり) | 1日10回の筋トレ+食べすぎ飲みすぎ防止 |
100歳まで元気に動ける保証はありませんが、将来の自分が後悔しない程度には、今できる準備をしておきたいものです。
まとめ:今の楽しみを「長く続ける」ための健康
若い頃の私は、健康を「病気にならないため」「長生きするため」のものだと思っていました。
ですが今の私にとって、健康は「やりたいことを続けるための手段」です。
- 妻と美味しいものを外で食べる
- 好きな場所へ旅行に行く
- 自分の足で歩き、自分の力で暮らす
長生きそのものが目的ではありません。自分の人生を自分で楽しめる時間を、1日でも長くするための健康です。
15年後、70歳になった私が今の自分を振り返ったとき、「まあ、少しは身体に気を使っておいてくれたな」と思えるくらいには、今日から散歩と軽めの筋トレを続けていこうと思います。


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