49歳で早期退職して気づいた。「こう生きなければならない」なんてなかった

時間の使い方・マインドセット

私は49歳で会社を辞めました。

それから7年以上、会社員としては働いていません。

今は、朝起きて株を見たり、ブログを書いたり、YouTubeを見たりしています。

昼ご飯を食べたら、昼寝をすることもあります。

夕方になれば散歩をして、夜はビールを飲んで寝る。

予定が何もない日もあります。

そんな私の生活を見て、

「まだ元気なのに、仕事もしないで毎日好きなことをしていていいんですか?」

と思う人もいるかもしれません。

でも私は、逆に聞いてみたいと思います。

仕事をせずに毎日好きなことをして生きることは、悪いことなのでしょうか。

私は今、そんなふうに思っています。

「社会の役に立ちたい」とは特に思わない

仕事を辞めると、「社会とのつながり」や「社会貢献」という言葉を聞くことがあります。

「元気なうちは働いた方がいい」

「社会から必要とされる人でいた方がいい」

「人の役に立つことが生きがいになる」

もちろん、それもいいと思います。

働きたい人は働けばいい。

社会から必要とされることがうれしい人は、そういう場所を見つければいい。

人の役に立つことに幸せを感じる人は、そういう人生を送ればいいと思います。

ただ、私は、

「社会の役に立たなければならない」

とは思っていません。

そもそも、私は社会の役に立っていないのでしょうか。

それもよく分かりません。

仕事はしていませんが、生活していればお金を使います。

買い物もします。

税金も払っています。

特別に社会の役に立っているとは思いません。

でも、悪いことをしているわけでもありません。

だから私は、

「もっと社会の役に立たなければ」

とは特に思わないのです。

自分と家族が楽しく暮らせれば、それで十分ではないか

私は、自分と家族が普通に暮らして、毎日を楽しく過ごして、そのまま人生を終える。

それで十分なのではないかと思っています。

もしかすると、

「それでは自分のためだけに生きていることになる」

と思う人もいるかもしれません。

でも、それの何がいけないのでしょうか。

もちろん、社会のために何かをしたい人はすればいい。

仕事を通じて多くの人の役に立ちたい人も、それでいい。

ボランティアをするのもいいでしょう。

何歳になっても新しいことに挑戦するのもいいと思います。

ただ、それと同じように、

自分と家族が楽しく暮らす人生があってもいい。

私はそう思います。

人生に「こうでなければならない」という正解はないのではないでしょうか。

人生で何かを成し遂げなくてもいい

「あなたは人生で何を成し遂げましたか?」

そう聞かれたら、私は何と答えるでしょうか。

会社で大きな実績を残した。

事業を成功させた。

有名になった。

社会を変えた。

そんなことはありません。

これから先も、何か大きなことを成し遂げることはないかもしれません。

でも私は、

それでもいいと思っています。

人生で何かを成し遂げることが、それほど大事だとは思っていないからです。

私が大事だと思っているのは、

生きることです。

そして、生きていく中で、いろいろなことを経験し、体験することです。

楽しいこともあります。

つらいこともあります。

うれしいこともあります。

悲しいこともあります。

家族と過ごしたり、旅行へ行ったり、おいしいものを食べたりする。

それも人生です。

そして私は、それだけで十分なのではないかと思っています。

YouTubeを見て昼寝するのも、一つの人生経験

「経験することが大切」

こう書くと、

旅行へ行く。

新しい趣味を始める。

知らない場所へ行く。

新しい人と出会う。

そんな特別な体験を想像するかもしれません。

でも、私はそれだけが経験だとは思っていません。

私は49歳で会社を辞めました。

それから、会社へ行かない生活をしています。

平日の昼間にYouTubeを見る。

眠くなったら昼寝をする。

株を見たり、ブログを書いたりする。

夕方になったら散歩する。

何の予定もないまま一日が終わることもあります。

世間から見れば、

「何もしていない」

ように見えるかもしれません。

でも考えてみれば、49歳で会社を辞めて、そんな生活を何年もしている人は、それほど多くないのではないでしょうか。

私は今、

多くの人が経験しない人生を経験している

とも言えると思います。

会社員を続けていたら、今の生活を経験することはできませんでした。

だから私は、YouTubeを見て昼寝をした一日も、無駄だったとは思いません。

「何もしなくてもいい人生」を経験している。

それも私の人生なのだと思っています。

会社員だった私が今の生活を見たら、どう思うだろう

もし会社員だったころの私に、今の生活を見せたらどう思うでしょうか。

もしかすると、

「こんな人生でいいのか?」

と思うかもしれません。

まだ働ける年齢なのに働いていない。

昼間から家にいる。

YouTubeを見ている。

昼寝をしている。

毎日何か大きな目標に向かって頑張っているわけでもない。

会社員だったころの価値観で見れば、少し不安になるかもしれません。

でも私は、実際にこの生活をしてみて思いました。

「ああ、これもいいな」

と。

やってみなければ分からなかったことです。

早期退職すると、考え方も少しずつ変わった

会社を辞めたからといって、その日から急に人生観が変わったわけではありません。

働かない生活を続けていく中で、少しずつ考え方が変わっていったように思います。

以前より、

「こうでなければならない」

「こうしなければならない」

という考えが少なくなりました。

働かなければならない。

何か目標を持たなければならない。

一日を有意義に過ごさなければならない。

何歳になっても成長しなければならない。

社会の役に立たなければならない。

何かを成し遂げなければならない。

本当にそうなのでしょうか。

私は早期退職してから、

別に、そこまで頑張らなくてもいいのではないか

と思うようになりました。

「何もしない一日」があってもいい

会社員として働いていると、一日の成果が求められます。

今日は何をしたのか。

今月の目標は達成できたのか。

去年より成長したのか。

そんな世界に長くいると、仕事を辞めた後も、

「今日は何をしたんだろう」

「一日を無駄にしてしまった」

と考えてしまう人もいるのかもしれません。

でも私は、今は一日の成果を求めていません。

YouTubeを見て終わってもいい。

昼寝をしてもいい。

何もしなくてもいい。

生きていれば、それでいい。

そんなふうに考えています。

明日、やりたいことができたらやればいい。

新しいことに挑戦したくなったら挑戦すればいい。

旅行へ行きたくなったら行けばいい。

でも、やりたいことがなければ、無理に探さなくてもいい。

何かをし続けることだけが人生ではないと思うからです。

もっとゆるく生きてもいい

早期退職してから、私は以前よりも「ゆるく生きる」ようになったのだと思います。

何かを達成するために生きるのではなく、

今の人生を、そのまま経験する。

そんな感じです。

もちろん、これは私の生き方です。

仕事が大好きな人に、

「仕事を辞めた方がいい」

とは思いません。

大きな目標を持っている人に、

「そんなに頑張らなくていい」

とも思いません。

何かを成し遂げたい人は、目指せばいい。

社会の役に立ちたい人は、そうすればいい。

お金をたくさん稼ぎたい人は、稼げばいい。

それぞれが、自分の好きな人生を送ればいいと思います。

だからこそ、その逆もあっていい。

何も成し遂げなくてもいい。

社会から特別に必要とされなくてもいい。

仕事をしないで、好きなことをして生きてもいい。

そういう人生も選択肢の一つとしてあっていいのではないでしょうか。

「ちゃんと生きた」と思えれば、それでいい

私は人生の最後に、

「これを成し遂げた」

というものが何もなくても構いません。

それよりも、

いろいろなことを経験した。

いろいろなことを感じた。

楽しいこともあった。

つらいこともあった。

家族と一緒に過ごした。

好きなこともした。

そして、

「ちゃんと自分の人生を生きたな」

と思えれば、それで十分です。

49歳で会社を辞めて、私は会社員では経験できなかった人生を今、経験しています。

平日の昼間にYouTubeを見ていることも。

昼寝をすることも。

何の予定もない一日を過ごすことも。

そのすべてが、私の人生です。

会社員だったころの私なら、

「こんな生き方でいいのか?」

と思ったかもしれません。

でも実際にやってみると、

「これもいいな」

と思いました。

人生は、思っていたよりも自由なのかもしれません。

「こうでなければならない」

「こうしなければならない」

そんなものを一つずつ手放していく。

そして、

もう少しゆるく、もう少し広く、もう少し余裕を持って生きる。

私は早期退職して7年以上経って、そんな生き方もあることに気づきました。

何かを成し遂げなくてもいい。

誰かから立派な人生だと思われなくてもいい。

自分の人生を生きて、経験して、体験する。

私は、それだけでも十分なのではないかと思っています。

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