月2万5,000円で幸せに暮らす若者を見て、49歳で早期退職した私が思ったこと

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先日、月2万5,000円ほどで生活し、「今が一番幸せ」と話す24歳のYouTuberの記事を目にしました。

山間部のシェアハウスで暮らし、生活費を抑えながら生活しているそうです。

この記事を見て、私が最初に思ったのは、

「まあ、そういう人もいるんだろうな」

ということでした。

特別に共感したわけでもありませんし、そんな生活はおかしいと思ったわけでもありません。

人によって幸せの感じ方は違いますから、月2万5,000円で幸せに暮らせる人がいても、何も不思議ではないと思います。

私は49歳で早期退職し、現在は働かずに生活しています。

そんな私が、お金をかけない暮らしと幸せについて、少し考えてみました。

月2万5,000円で、私は幸せに暮らせるのか

もし私が月2万5,000円で生活するとしたら、幸せに暮らせるのでしょうか。

正直なところ、分かりません。

その生活がどのようなものなのかによると思います。

例えば、インターネットは使えるのか。外食はできるのか。毎日何をして過ごしているのか。

そういったことが分からなければ、生活費の金額だけで幸せかどうかを判断することはできません。

私にとって、インターネットは欠かせないものです。

投資について調べたり、YouTubeを見たり、興味のあることを勉強したりしています。

インターネットが使えなくなれば、今の楽しみの多くが制限されてしまいます。

一方で、外食や旅行ができなくなったらどうでしょうか。

もちろん、楽しみは減ると思います。

妻と外食するのも、旅行に出かけるのも、私にとって大切な楽しみです。

ただ、それができなくなったからといって、人生がまったく楽しくなくなるわけではありません。

ほかにも楽しめることはあるからです。

結局のところ、月2万5,000円という金額だけでは、幸せかどうかは分からないと思います。

お金を使わなくても、楽しめることはたくさんある

私は昔から、あまりお金をかけなくても楽しめる性格だったと思います。

会社員時代には、釣りを楽しんでいたこともありました。

釣りといっても、お金をかけて遠くまで出かけるようなものばかりではありません。

近くの川に行って、フナを釣って遊んでいたこともあります。

それでも十分楽しかったんです。

今は家庭菜園を楽しんでいます。

キュウリやトマトを育てていますが、これも大きなお金がかかる趣味ではありません。

自分で育てることに楽しみがあります。

ほかにも、インターネットで興味のあることを調べたり、新しいことを勉強したりしています。

こうして考えると、私はどこに行っても、何をしていても、自分なりに楽しみを見つけて遊ぶことができる性格なのだと思います。

特別に努力してそうしているわけではありません。

もともと、そういう性格なんでしょうね。

だから、身近なことでも楽しめるのだと思います。

お金を使う楽しみも、使わない楽しみもある

では、お金を使わない楽しみがあれば、お金を使う必要はないのでしょうか。

私はそうは思いません。

お金を使うことには、お金を使うことの楽しみがあります。

例えば、妻と外食に行くこと。

旅行に出かけて、普段とは違う景色を見たり、おいしいものを食べたりすること。

そういった楽しみも、私は大切にしています。

家庭菜園の楽しみと、旅行の楽しみ。

インターネットで勉強する楽しみと、外食する楽しみ。

これらは、そもそも種類が違うものだと思います。

どちらが上という話ではありません。

それぞれに違った楽しさがあります。

だから私は、お金を使う楽しみと、お金を使わない楽しみを、わざわざ比較する必要はないと思っています。

お金を使わずに楽しめるからといって、お金を使う楽しみを我慢する必要もありません。

私は、楽しみたいことがあって、生活設計の範囲内でお金を使えるのであれば、使えばいいと思っています。

お金が増えれば、楽しみ方の選択肢は増える

もし私の資産が今の2倍、3倍になったら、生活は変わるのでしょうか。

基本的な楽しみ方は、それほど変わらないと思います。

家庭菜園は続けるでしょうし、インターネットで興味のあることを勉強することも続けるでしょう。

ただ、お金が増えることで、楽しみ方の選択肢は増えるかもしれません。

例えば、今より遠くまで旅行に行けるようになるかもしれません。

これまで行けなかった場所に行き、新しい経験ができるかもしれません。

それはそれで、楽しいことだと思います。

つまり、お金が増えたからといって、今までの楽しみがなくなるわけではありません。

そこに新しい楽しみが加わるということです。

私にとってお金は、人生の楽しみ方を増やしてくれるものでもあります。

ただし、お金をたくさん持っていなければ楽しめない、というわけではありません。

少ないお金でも楽しめる人のほうが、人生を楽しみやすいのではないか

私は、生活費が少なくても幸せに暮らせる人のほうが、人生を楽しみやすいのではないかと思っています。

なぜなら、お金をあまり使わなくても楽しみを見つけられるからです。

例えば、家庭菜園でキュウリを育てること。

私にとっては楽しいことですが、人によっては、何が面白いのか分からないかもしれません。

お金をかけなければ楽しめない人にとっては、そういった楽しみは魅力的に感じられないのかもしれません。

もちろん、これは私の勝手な想像です。

高級なホテルが好きな人でも、家庭菜園を楽しむ人はいるでしょう。

ただ、身近なことでも楽しめる人は、それだけ楽しみを見つける機会が多いのではないかと思うんです。

お金をかけた楽しみも味わえる。

お金をかけない楽しみも味わえる。

そう考えると、楽しみ方の幅が広い人ほど、いろいろな状況で人生を楽しめるのではないでしょうか。

それでも、お金は必要だと思う

ここまで、お金をかけなくても楽しめるという話をしてきました。

では、最低限の生活ができるだけのお金があれば、それで十分なのでしょうか。

私は、十分だとは思いません。

そもそも、私にとってお金があることの一番大きな意味は、生きていけることです。

お金があれば食べ物を買えますし、住むところも確保できます。着るものも手に入ります。

最低限の生活ができるという安心感があります。

反対に、食べるものさえ手に入らなければ、命に関わります。

だから、お金はまず、生きるために必要なものだと思っています。

ただ、家賃や光熱費、食費を払ったら、まったくお金が残らないとしたらどうでしょうか。

それは、本当にギリギリの生活です。

生きていくことはできても、できることは限られてしまいます。

今の社会では、何かをしようと思えば、お金がかかることも多いです。

外食も旅行もできなくなるかもしれません。

もちろん、それでもお金を使わない楽しみを見つけて、楽しく暮らすことはできると思います。

でも、私はそれだけで十分だとは思いません。

生きていくためのお金は必要です。そして、人生を楽しむためには、もう少しお金があったほうがいい。

これが私の考えです。

だから私は、早期退職する前にお金の計画を立てた

私は2019年、49歳で早期退職しました。

退職するときに最も重視したのは、お金の問題でした。

早期退職は、やってみて合わなければ元に戻せばいい、というほど簡単なものではありません。

会社を辞めてから、お金が足りなくなったり、退屈になったりしたとしても、以前と同じ条件で再就職できるとは限りません。

だからこそ、失敗はできるだけ避けたいと思っていました。

特に、最低限の生活だけは維持できるようにしておきたかったんです。

そのために、退職前から生活費を把握し、長期のライフプランを作っていました。

退職時の資産は約4,500万円でした。

それが誰にとっても十分な金額だとは思いません。

必要なお金は、生活費や家族構成、年齢などによって違うからです。

ただ、私の場合は、少なくとも生活していけるという見通しを持ったうえで退職しました。

お金をかけなくても楽しめる性格だからといって、お金の準備を軽く考えていたわけではありません。

むしろ、生活の土台を確保しておきたかったからこそ、計画を立てたのです。

月2万5,000円の暮らしをしたいなら、一度やってみればいい

今回の記事を見て、自分も月2万5,000円で暮らしてみたいと思う人がいるかもしれません。

私は、それなら一度やってみればいいと思います。

実際に生活してみて、幸せだと感じるのであれば、その暮らしを続ければいい。

何か違うなと思えば、また暮らし方を変えればいい。

あまり「これが正しい暮らし方だ」ということに、こだわる必要はないと思っています。

もちろん、簡単にやり直せない決断には、十分な準備が必要です。

でも、試してみることができるのであれば、実際に経験してみるのもいいのではないでしょうか。

その若者が10年後、20年後も同じ暮らしで幸せなのかは、私には分かりません。

ずっと幸せに暮らしているかもしれませんし、別の暮らしを望むようになるかもしれません。

それは、その人次第だと思います。

他人が決めることではありません。

まとめ:幸せに必要なお金は、人によって違う

私は現在、早期退職後の生活に十分満足しています。

以前、会社員時代の生活の満足度を20点、早期退職後を90点と表現したことがあります。

今も、その気持ちは変わっていません。

家庭菜園をしたり、興味のあることを勉強したり、妻と外食や旅行を楽しんだり。

特別に贅沢な生活をしているわけではありませんが、毎日を楽しく過ごしています。

だからといって、私と同じ生活をすれば誰でも幸せになれるとは思いません。

月2万5,000円で幸せに暮らせる人もいれば、もっとお金を使うことで幸せを感じる人もいるでしょう。

どちらが正しいということではありません。

私は、生活費をできるだけ安くすることを目標にはしていません。

かといって、たくさんのお金を使うことを目標にしているわけでもありません。

自分が楽しめることを、自分なりに楽しんで暮らしていきたい。

そのためにお金が必要なら、計画の範囲内で使えばいい。

お金をかけずに楽しめることがあるなら、それも楽しめばいい。

月2万5,000円で幸せに暮らす若者の記事を見て、改めてそんなことを考えました。

結局、幸せに必要なお金は、人によって違うのでしょう。

そして、私にとって大切なのは、お金をいくら使ったかではなく、自分が今の暮らしを楽しめているかどうかなのだと思います。

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