「早期退職(FIRE)をしたら、仕事のストレスは本当に消えるのだろうか?」
会社員時代、日々の仕事に追われながら私はよくこんなことを考えていました。 当時は「仕事を辞めたら本当に楽になるのか」が半信半疑だった部分もあります。
しかし、実際に4,500万円の資産を準備して早期退職を果たした今、はっきりと分かったことがあります。
それは、「仕事のストレスをなくす一番手っ取り早く確実な方法は、仕事そのものをなくすことだった」ということです。
今回は、会社員時代に苦しんでいた「仕事のプレッシャー」と、退職後に自分の時間を取り戻して感じた精神的な変化のリアルをお伝えします。
1. 会社員時代を苦しめていた「3つの心理的プレッシャー」
今振り返ると、会社員時代の私は休日であっても頭のどこかで常に仕事の心配をしており、プライベートの時間を心から楽しめていませんでした。
① 日曜日の午後に襲ってくる強烈な憂鬱感
休日の始まりである土曜日は楽しく過ごせるものの、日曜日の午後を過ぎると「明日からまた仕事か……」と一気に気分が重くなっていました。せっかくの休日なのに、明日の仕事のことを考えて怯えて過ごすのは、非常にもったいない時間でした。
② 長期休暇の最終日に感じる「地獄のようなプレッシャー」
ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇も同様です。休暇の前半は楽しいものの、最終日になると「明日からの現実に戻らなければならない」という思いから、時には吐き気すら覚えるほど憂鬱でした。
③ 趣味の最中ですら頭をよぎる仕事のこと
私は釣りが好きで、仕事を忘れてリフレッシュするために海へ出かけていました。しかし、目の前に海が広がっていても、頭の中では「あの案件はどうしよう」「週明けにアレをやらなきゃ」と仕事の思考がグルグルと駆け巡っていたのです。
2. ストレス解消法を探すより「原因そのもの」を取り除く
会社員時代は、何とかストレスを減らそうと「趣味に打ち込む」「美味しいものを食べる」「休日は仕事のことを考えないように努力する」など、さまざまな努力をしていました。
しかし、ストレスの根本原因が「仕事」にある以上、どんなに休日にリフレッシュしても仕事に戻れば再びストレスが発生します。
退職して気づいた本当の解決策 ストレスの原因である「仕事」を生活から取り除くことこそが、最も根本的な解決策でした。現在、私は「2,500連休以上」の毎日を送っていますが、月曜日を恐れることも、連休の終わりを嘆くことも一切なくなりました。
もちろん、誰にでも「今すぐ仕事を辞めればいい」と言えるわけではありません。生活していくためにはお金が必要だからです。
私の場合は、ライフプランシートを作成し、4,500万円という準備期間を経たからこそ「仕事をなくす」という根本解決を選択することができました。
3. 早期退職で手に入れたのは「時間という自分自身の人生」
会社員時代は、朝起きる時間、通勤時間、働く時間、そして翌日の仕事に備えて寝る時間まで、一日の大半が「仕事基準」で支配されていました。
早期退職をして一番良かったのは、お金そのものというよりも「時間を取り戻せたこと」です。
- 朝、自分の好きなタイミングで起きる
- 昼間、やりたいこと(資産運用や家庭菜園)に没頭する
- 平日の空いている時期に夫婦で旅行へ出かける
- 何もしたくない日は、家でゆっくり過ごす
「嫌なことをしなければならない時間」が人生からなくなり、「自分の意思で自由に使える時間」が増えたこと。これこそが早期退職によって得られた最大の価値でした。
まとめ:自分の時間を取り戻すための準備を始めよう
もちろん、早期退職をしたからといって人生の悩みがすべてゼロになるわけではありません。
資産管理のことや家庭菜園の成育具合、時には妻との時間の過ごし方に少し緊張することもあります(笑)。
それでも、「明日、やりたくない仕事に行かなければならない」という巨大なストレスが消え去ったことで、毎日の心穏やかさは会社員時代とは比べものになりません。
もし今、日曜日の夕方に強い憂鬱を感じたり、休日に仕事のことが頭から離れず悩んでいるのなら、まずは「自分が自由になるための資金計画(ライフプランシートの作成)」から第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
時間を自分の手に取り戻した先の生活は、想像以上に穏やかで素晴らしいものですよ。


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