41歳で「いつか会社を辞めよう」と決めた。早期退職までに始めた4つのリアルな準備

資金計画・ライフプラン

「この会社に定年までいるのは無理だ」

私がそう思い始めたのは、41歳くらいのころでした。

40代に入り会社や業界のルールが変わり、若手営業マンの活躍を横目に「自分の時代が終わりつつある」と強いストレスを感じていたのです。

かといって「明日辞めます」とは言えません。子どもにはお金がかかり、住宅ローンも残っており、何より会社の給料以外で自力で稼ぐ力がなかったからです。

だから私は「今すぐ辞める」のではなく、「いつか会社を辞められる状態を作る」と決めました。

そこから49歳で早期退職するまでの約8年間、41歳の私が始めた4つのリアルな準備についてお話しします。

1. ライフプランシート作成(現実を知る)

まず最初に行ったのが、100歳までの収支と資産残高を計算するライフプランシートの作成でした。

「これでお金の道筋が見える」と思いきや、突きつけられたのは「退職できるのは10年以上先(50歳過ぎ)」という厳しい現実でした。「あと5年」なら耐えられても、「10年以上」はあまりにも長い。

ですが、この現実を視覚化したからこそ、ただ絶望するのではなく「じゃあ何を変えれば退職時期を早められるか?」を真剣に考えられるようになりました。

2. できる範囲での貯金強化

退職時期を早めるため、妻にも協力をお願いして貯金ペースを上げました。

ただし、私の勝手な都合で家族に極端な節約生活や我慢を強いるのは違うと考えていたため、あくまで「生活の質を落としすぎない範囲での貯金」を徹底しました。

3. 給料以外の「稼ぐ力」を探す(投資とブログ)

貯金だけでは限界があるため、給料以外の収入源を作るために「株式投資」「ブログ」を始めました。

取り組み当時の状況とリアルな結果その後の試行錯誤
株式投資知識がなく個別株で失敗。退職時期を早める成果は出ずデイトレ、CFD、FX自動売買などを経て、現在はオプション取引やインデックス投資に定着
ブログ自分の力で1円でも稼ぐ体験を目的にスタートすぐ大金にはならなくても、会社依存から抜け出す思考の基盤になった

正直、会社員時代にこれらの副収入で早期退職を大幅に早めることはできませんでした。投資も遠回りの連続です。

しかし、41歳の時点で「正解を見つけた」のではなく「正解を探し始めた」こと自体が、その後の人生を大きく変えました。

4. 家計の波を捉える(教育費のピークオフ)

結果的に49歳で退職資金が貯まった最大の要因は、投資の爆発的な利益ではなく「子どもの教育費の減少」でした。

46歳ごろから子どもにかかるお金が減り、貯金額の増えるスピードが一気に加速したのです。

💡40代の家計に対する大切な気づき

  • 40代前半は教育費や住宅ローンで支出のピーク。
  • しかし、「今の支出ピークがずっと続くわけではない」
  • 5年後・10年後に教育費が抜けた後の蓄財スピードまで織り込んでライフプランを立てることが重要。

チャンス(早期退職制度)に乗れたのは準備していたから

49歳のとき、会社で早期退職優遇制度が発表されました。

上乗せされる退職金を加算してライフプランを再計算したところ、「今なら辞められる」と確信し、即座に決断しました。

もし41歳から何も準備していなければ、制度が出たときに「辞めたいけれどお金が足りない」と指をくわえて見送っていたはずです。

まとめ:「辞めたい」と思った日が準備を始める日

40代で仕事に行き詰まり、「もう辞めたい」と思っても、すぐに退職届を出す必要はありません。

  1. まずはライフプランを作り、退職可能な時期を計算してみる
  2. 5年後、10年後の支出の変化(教育費の終わりなど)を予測する
  3. 給料以外の収入源(投資・ブログ・副業など)を小さく試してみる

41歳の私が始めた準備は、失敗も遠回りも多く、最初は10年以上先という数字に落胆しました。それでも8年間諦めずに準備を続けたからこそ、49歳で訪れたチャンスを掴むことができました。

「辞められる状態」を作り始めることは、今日からでもできます。

「辞めたい」と思ったその日こそが、準備を始める最高の日です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました